「日本は世界5位の農業大国」という本を読みました。

食料自給率が40%代となり、日本の食糧事情は大丈夫か!?と
言われている昨今、自分も海外依存度が高くなっていて不安を
煽られていましたが、こちらの本を読んだら、いろんなことがわかりました#59138;

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

  • 作者: 浅川 芳裕
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/02/19
  • メディア: 新書


食料自給率の算出の方式自体がカロリーベースであり、その元データとなる
分子と分母の計数もいろんなカラクリがあることがこの本には書いてあります。#59141;
サブタイトルにもあるように、農業での生産高などをみると世界で第5位と
農業大国と見紛う結果(というかそれが事実なようですし)が出てかなり唖然です。
じゃぁ、なぜこれだけ不安を煽られ、自給率を上げようという機運になっているかというと
そんなことでもしないと、農水省の仕事、強いてはそこから天下っている
公益法人などが行なう仕事がなくなってしまうそうなのです#59136;
この本を読むと、先日読んだ「文系・大卒・30歳以上」がクビになる
思い出します。
ほんとホワイトカラーが行なう仕事は、どんどんなくなっているので
その存在価値をアピールするために、いろいろな仕事を作っている!という
文言が非常に納得します。#59140;

「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書)

  • 作者: 深田 和範
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 新書


そんな人たちのために税金が億or兆単位で使われているなんて
どれだけ、日本人はお人好しなんだろうと思います。#59123;

政府はまた、事業仕分けを行なうといってますが、ほんと
もう借金大国になるのはゴメンなので、どうにか無駄を省いて
より良い未来に進んでいって欲しいと思います。#59130;

これらの本を見ると、いろいろな観点で日本経済が見えてきて
ニュースとは違うことがどんどんわかるので面白いと思います。
お時間あれば、一読あれ。。。。#59126;